モンスターエナジーで中学生死亡?!毎日飲んでも大丈夫?

エナジードリンク コレ、いつから?
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エナジードリンクの中でも人気の

清涼飲料水「モンスターエナジー」。

 

飲むと一時的に疲れが取れ、

元気になったように感じられることに加え、

スタイリッシュなデザインで

中学生や高校生などの若い世代にも

人気の商品です。

 

コンビニや自販機などで

簡単に買えるドリンクですが、

そもそも子どもが飲んでも

良いものなのでしょうか?

 

今回は、モンスターエナジーなどの

エナジードリンクが与える悪影響などを

中心に紹介していきます。

 

気軽に買えるエナジードリンクですが、

小学生中学生の子どもさんにはお勧めできません。

普段エナジードリンクを飲んだり、

カフェインの入ったコーヒーなどを

好んで飲んでいる大人の方も、

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

エナジードリンクの飲み過ぎで死亡した例がある?日本と海外

 

気軽に飲めて、気分をリフレッシュできる

エナジードリンク。

 

簡単に購入でき飲みやすいことから、

エナジードリンクの飲み過ぎによる

事故が起こっていることを知っていますか?

 

ここでは、エナジードリンクの飲み過ぎで

死亡に至ってしまった事例を

いくつかご紹介しますね。

 

 

死亡例①【日本】2015年20代男性

深夜のガソリンスタンド

 

まずは、実際に日本で起こった事例です。

 

「エナジードリンク」と呼ばれる飲料を日常的に飲んでいた九州地方の20代男性が昨年、カフェイン中毒により死亡していたことが21日、分かった。常用での中毒による死亡報告例は国内初とみられる。深夜帯の勤務だった男性は眠気覚ましで毎日のように多用しており、この飲料は短時間に約20本飲むとカフェインの致死量に達するという。

引用:産経新聞/国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か

 

日本では、エナジードリンクによる

子どもの死亡例はありませんが、

多量摂取すると大人でもこのように

死亡してしまう恐れがあるのですね。

 

子どもが飲むのなら、

もっと少ない量でも危険

ということになりそうです。

 

 

死亡例②【アメリカ】2011年14歳女性

エナジードリンクと英字

 

こちらは、アメリカで起こった事例です。

 

2011年12月、アナイス・フルニエ(Anais Fournier)さんは死亡するまでの24時間に700ミリリットル入りのモンスターエナジーを2本摂取しており、これに含まれるカフェインの量は480ミリグラムだったという。缶入りコカコーラ(350ミリリットル)14缶分のカフェイン量に相当する。また検視結果では、死亡の原因は「カフェインの毒性による心臓の不整脈」とされた。

引用:カフェイン過剰摂取で少女死亡、遺族が栄養飲料製造会社を提訴

 

700mlを2本ですから、

2Lペットボトルよりは少ない量ですよね。

 

確かにひとりで飲むには多く感じますが、

24時間以内であれば

ジュース感覚で十分飲んでしまえそうな

量であるともいえます。

 

モンスターエナジーの飲み過ぎによる

中学生の死亡例があると言われていますが、

日本での事例は見つからず、

アメリカのこの事例のことだと思われます。

 

 

死亡例③【アメリカ】2017年16歳男性

胸をおさえる男性

 

こちらも、アメリカで起こった事例。

 

4月に校内で倒れて死亡した16歳のデイビス・アラン・クライプさんは、その前に2時間の間にマクドナルドのラテとマウンテン・デューの大、さらにエナジードリンクを立て続けに飲んでいたと指摘し、「カフェインが原因の心臓の異常によって、おそらく不整脈を起こした」ことが死因だと説明した。

引用:BBC NEWS/「カフェイン飲料を一気に大量に飲み過ぎた」 健康な米16歳男子死亡で検死官

 

ちなみに、この16歳男性は健康であり、

心臓疾患などの既往症はなかったとのこと。

 

エナジードリンクだけではなく、

直前にラテなどカフェインが含まれる飲料を

短時間に摂取していたそうです。

 

2時間以内にカフェインおよそ470mgを

一気に取り入れたことによる

不整脈からの死亡……。

 

アメリカで起こった事例ではありますが、

カフェインについての怖さを知らなければ、

似たようなことをしてしまう子どもがいても

おかしくないような気がします。

 

 

モンスターエナジーは危険?カフェイン中毒になる?

 

ここまでで、モンスターエナジーを含む

エナジードリンクに潜む危険性について、

なんとなくでも

感じていただけたかと思います。

 

では、上記のような事故が起こってしまう

主な原因となった「カフェイン」について

詳しく解説していきますね。

 

 

モンスターエナジーのカフェイン含有量は?

エナジードリンク缶

 

エナジードリンクには、

いろいろな成分が含まれています。

 

モンスターエナジーでいうと、

カフェイン・高齢人参エキス・クエン酸・

ナイアシン・アルギニンなどなど……。

 

ここで、いちばん気をつけたいのが

「カフェイン」です。

 

エナジードリンクに含まれるカフェインの量を下記の表にまとめました。

 

  1本の容量 カフェイン含有量
100mlあたり 1本あたり
モンエナ 355ml 40mg 142mg
モンエナ 青 355ml 40mg 142mg
モンエナ 白 355ml 40mg 142mg
モンエナ ピンク 355ml 40mg 142mg
レッドブル 250ml 32mg 80mg
眠眠打破 50ml 240mg 120mg
ボス無糖ブラック 185ml 40mg 74mg

 

モンスターエナジー1本に、

ブラックの缶コーヒー2本分のカフェインが

含まれていることがわかりますね。

 

モンエナのライバル商品とも言える

レッドブルは、容量が少し少ないため

1本あたりカフェイン80mgと、

モンエナと比較すると

少々控えめな量のようです。

 

小ビンに入った眠眠打破という商品も

清涼飲料水を謳っていますが、

1本の容量50mlに対して

カフェインが120mg含まれているので、

かなり凝縮されていることがわかります。

 

 

モンスターエナジーの飲み過ぎでカフェイン中毒?症状は?

エナジードリンクをコップに注ぐ

 

カフェインは短い時間で一気に摂取すると、

カフェイン中毒を引き起こす恐れがあります。

 

カフェイン中毒で起こる症状は

主に以下のとおり。

 

・動悸
・めまい
・吐き気
・手足のしびれ
・意識消失

 

そして、最悪の場合、

死に至ってしまう可能性も。

 

これは、カフェインの多量摂取で

起こる中毒なので、

エナジードリンクに限った話ではありません。

 

普段飲んでいるコーヒーなどでも、

短時間に大量に飲んでしまうと

中毒を引き起こす恐れがあるのです。

 

 

カフェイン依存症になるとどうなる?

依存

 

カフェインには、

たばこやアルコールと同じように

依存性があります。

 

摂取を重ねていくと、

少しずつ耐性がつき、より多くの量を

求めるようになってしまうのです。

 

依存症になってしまうと、

常にカフェインを摂取していないと

集中できない、眠たいなどといった状態に。

 

そういった状態を回避するために、

また摂取してしまう……。

 

今、中学生でエナジードリンクを常用し、

カフェイン依存症になってしまう子が

増えているそうです。

 

こちらの記事を読んでみてください。

自分の子どもが知らないうちに

こんな風に依存症になってしまっていたらどうしますか…?

中学生なのに”エナジードリンク依存” 受験疲れで「金があるかぎり飲み続ける」

 

依存症にならないよう、

知識をつけ、気を付けていきたいですね。

 

以下のような症状が現れ始めたら要注意です!
カフェインの摂取量を減らしてみましょう。

・ぼんやりする
・だるさを感じる
・常に眠たい
・集中力が続かない
・頭痛が起こる
・吐き気がある

 
 

カフェインの1日の摂取量は?

 

では、カフェインの1日の摂取推奨量は

どのくらいなのでしょうか?

 

実は日本では、

カフェインの摂取量についての

規制が定められていません。

 

参考までの数値として、

カナダでの摂取推奨量を掲載しますので

目安にしてみてくださいね。

 

成人(健康体) 400mg
妊婦または母乳保育している母親 300mg
4~6歳 45mg
7~9歳 62.5mg
10~12歳 85mg

出典:農林水産省 カフェインの過剰摂取について

 

 

モンスターエナジー1本に含まれる

カフェインは142mg。

 

12歳ほどの子どもでも

推奨量は85mgですから、

オーバーしていることがわかります。

 

 

モンスターエナジーは小学生・中学生には危険!危険性を子どもに伝えよう!

 

これまでのことから、

モンスターエナジーなどの

エナジードリンクを子どもが飲むのは

危険が高いことがわかりました。

 

では、いったいいつから、

どのくらい飲むのが安全なのでしょうか?

 

医薬品や医薬部外品の栄養ドリンクと違い、

年齢などによる用法・用量も

記載されていないので、

なんだかピンときませんよね。

 

ここでは

「エナジードリンクを

飲んでいいのは◯歳からだよ」と

子どもに伝えたり、

どうしても飲みたい、

または飲まなければならない状況になった際の

飲み方についてご紹介します。

 

 

モンスターエナジーは何歳から飲んでいい?

エナジードリンク

 

エナジードリンクに

明確な年齢制限は設けられていません。

 

しかし、モンスターエナジーの企業側は

「15歳以上推奨」という

判断をしているようです。

 

中学生くらいであっても、

飲ませたりするのはおすすめしません。

 

高校生になったら飲める飲み物と

認識しておくのが良いかもしれませんね。

 

 

小中学生・高校生がモンエナを飲む理由とは?

スケボーに乗る青年

 

では、子どもたちはなぜ

モンスターエナジーを飲むのでしょうか。

 

どうやら、

エナジードリンクに対するイメージや、

子どもたちを取り巻く環境に

理由がありそうです。

 

 

かっこいいから

 

内容的には似ているエナジードリンクと

栄養ドリンクですが、

クールに感じるのはどちらだと思いますか?

 

栄養ドリンクは、

なんとなく「疲れた大人」が

飲むイメージがないでしょうか。

 

多くの若い世代は、エナジードリンクを

「かっこいい」飲み物と認識しているようです。

 

パッケージデザインも

斬新でオシャレなものが多いですよね。

 

特にモンスターエナジーは

バイクやスノボ、eスポーツなどの

スポンサーをつとめており、

若い人たちからの注目を集めています。

 

中学生くらいの年頃だと、

エナジードリンクを飲むという行為自体が

「かっこいい」と

感じているのかもしれませんね。

 

また、TikTokerやYouTuberが

かっこいい動画、おもしろい動画をあげているのを見て

憧れてることもあるかもしれませんね。

動画はかっこいいかもしれませんが、

もちろん危険性は教えてくれません。

 

 

試験勉強がはかどるから

 

現代の子どもたちの環境は、

昔の子どもに比べて

格段に厳しくなっています。

 

学校の勉強や習い事、SNSやゲーム……。

 

中でも、受験生などは

眠気を取り払い勉強するために、

エナジードリンクを

習慣的に飲んでいるそうです。

 

飲めば一時的に元気になれる炭酸飲料。

 

レッドブル1本で、

ブラックの缶コーヒーと

同じくらいのカフェインが含まれています。

 

モンスターエナジーならそれ以上。

 

かつて、栄養ドリンクやコーヒーなど

カフェインの多く入った飲み物は、

大人の飲み物のイメージが

ありませんでしたか?

 

飲みやすくて美味しい

エナジードリンクのブームにより、

子どもでも手にしやすくなってしまったことも

問題に挙げられています。

 

 

モンスターエナジーを安全に飲むにはどうしたらいい?

 

大きくなるまでは、

子どもにはあまり飲んで欲しくない

エナジードリンク。

 

これまでにご紹介したとおり、

カフェインの問題などから

小学生がモンスターエナジーを飲むのは

オススメできません

 

しかし、中学生くらいにもなると

周囲で飲んでいる子も出てくるでしょうし、

ダメと言われたからと

隠れて飲まれては元も子もありませんよね。

 

あくまでも、飲むなら

なるべく高校生からが良いと伝えた上で、

モンスターエナジーを安全に飲む方法を

教えてあげてください。

 

 

最初は少しずつ飲む

 

最初は、1本飲むのではなく、

少しずつ飲むようにしましょう。

 

カフェイン中毒の症状が出る量には

個人差があるためです。

 

少し飲んでみて、

動悸がする、めまいがするなどの

カフェイン中毒の症状が出るのであれば

それ以上、無理をして飲まないようにしましょう。

 

また、カフェインは

エナジードリンクだけではなく、

緑茶やチョコレートなど身近なものにも

含まれている成分です。

 

短時間に大量摂取しないよう

気を付けてくださいね。

 

 

一気飲みしない

 

一気飲みは決してしないようにしてください。

 

前述したように、

エナジードリンクの一気飲みでの

死亡例も出ているので

十分に気をつけてくださいね。

 

夏は、特に一気飲みを

したくなるかもしれませんが、

少しずつ飲むようにしましょう。

 

モンスターエナジーを飲んでいて

具合が悪くなるのなら、

それは飲むペースが

早過ぎるのかもしれません。

 

大人の方でもそんな経験があるのなら、

ゆっくり飲むよう心がけてくださいね。

 

 

常用しない!毎日飲むのはおすすめしない。多くても1日1本まで

 

カフェインは常飲していると

耐性がついてしまい、

効果が落ちていきます。

 

そのため、

より多くのカフェインを摂取するようになり、

それがカフェイン依存症へとつながります。

 

カフェイン依存症になってしまえば

大人でも

飲むことを我慢することは困難です。

子どもならなおさらですね。

 

毎日飲むのではなく、

どうしても気合いを入れたい日などに

飲むことをオススメします。

 

そして

「1日1本まで」を厳守しましょう。

 

もし、頭痛や吐き気など

カフェイン中毒の症状が少しでも見られたら、

飲むのをやめましょう。

 

エナジードリンクを飲んで

具合が悪くなったら、

すぐに声をかけてと

教えておくのも大切ですね。

 

 

まとめ

 

美味しく飲めて、

元気になれる気がするモンスターエナジー。

 

しかし、カフェインの力は

「元気の前借り」とも呼ばれています。

 

決して、疲れや眠気が回復するのではなく

「一時しのぎ」ということを

覚えていてください。

 

そして、カフェインの過剰摂取は、

命にも関わる問題です。

 

子どもが安易に飲まないよう、

大人が注視する必要があります。

 

とはいえ、子どもが大きくなれば

幼児期のように

いつも一緒に居られる訳ではありません。

親の目の届かないところで

「いつの間にか」飲んでいることもあるでしょう。

 

友達にすすめられて一気飲みしたり、

テスト前だからってガブ飲みしたりしないよう、

しっかり説明してあげてくださいね。

 

 

 

 

 

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