ポチ袋にお札を三つ折りにして入れるときの入れ方・向きはどうする?

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お正月に欠かせないものの1つに

お年玉があります。

 

子どもにとっては一大イベントでもありますよね。

 

お年玉を用意するとき、

小さなポチ袋に入れて渡すと思います。

 

また、友達同士で

お金のやり取りをするときに

かわいいポチ袋に入れて渡すこともあるかもしれません。

 

このとき、お札の折り方や、

入れる向きにマナーがあるのを知っていますか?

 

今回は、ポチ袋にお札を入れるときの入れ方と

お札の正しい折り方を紹介します。

 

きれいに三つ折りにするためのコツも

お伝えしますので

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

お年玉でお札を三つ折りにするときのマナーとは?

 

お年玉をポチ袋に入れるとき、

三つ折りにして入れるのがマナーとされています。

 

何で三つ折りにするの?

他の折り方だとダメ?

 

三つ折りってなかなか均等に折れず、

不格好になってしまいがちですよね。

 

一般的に四つ折りが一番折りやすいですが、

お祝い事で四つ折りはNGなのです。

 

三つ折りにする理由や

ポチ袋に入れるときのマナーを紹介します。

 

 

お札は新札を用意する

 

まず、お札は新札を用意します。

 

お祝い事である慶事において、

新札を用意するのがマナーとなっています。

 

これは、事前に準備することが

あなたのために用意した」という意味を持つからです。

ですので、

三つ折りにしてポチ袋に入れるとしても

新札を用意するのがマナーとなります。

 

 

逆に、弔事において新札を用意することはNGで、

「不幸を予想していた」という意味になります。

 

慶事では新札を用意するのがマナーということを

しっかり覚えておきましょう。

 

慶事以外でポチ袋に入れてお金のやり取りをするときは

必ずしも新札である必要はありませんが、

もらった方が不快な気持ちにならないよう

きれいめのお札を使うといいですよ。

 

 

三つ折りにする意味とは?折りやすい四つ折りはダメ?

 

お札は、左・右の順で折り、三つ折りにします

 

三つ折りにするのは、ポチ袋に入れたときに

サイズがちょうどいいためです。

 

また、広げたときに折り目が少ない方が

きれいに広げられるのも理由の1つです。

 

四つ折りの方が折りやすいですが、

4という数は縁起が悪いとされているのでNGです。

 

ポチ袋にお札を入れる際は、

必ず三つ折りにして入れましょう。

 

 

折り目は軽めにつけるのがおすすめ!理由は?

 

お年玉のお札を三つ折りにするとき、

折り目は軽めにつけるのが好ましいです。

 

折り紙を折るときのようにきっちり折り目をつけると、

見た目はきれいなのですが

広げてきれいな状態にするのが大変です。

 

三つ折りのクセがついたお札は

実際にお店で使うときに

お店の方に嫌がられることがあります。

 

三つ折りのお札をおつりとして

お客様に渡すと嫌がられたり、

レジの中でくしゃっとなったり、

お店側も使いにくいからです。

 

 

三つ折りの折り目がしっかりついたお札は

使い勝手が悪くなってしまうので、

ちょっとした気遣いですが、

軽めにつけるのがおすすめです。

 

また、子どもには

三つ折りのお札をお店で使うときは

きれいに広げて渡すのがマナーだと

教えてあげてくださいね。

 

 

ポチ袋に入れるなら1万円までが目安

 

一般的な慶事では

ポチ袋に入れる金額は1万円未満が目安です!

 

1万円以上なら、ポチ袋ではなく

ご祝儀袋に入れるのがマナーとされています。

 

ただ、お年玉に限って言えば

一万円札をポチ袋に入れることもあるようです。

お店で売っている「お年玉用の袋」は

ポチ袋が多数で、

祝儀袋のサイズのかわいいお年玉用の袋は

ほとんど見かけません。

 

そのため、お年玉であれば

一万円札をポチ袋に入れても

気にしないという方が多いようです。

 

気になる方は

祝儀袋を使ったり、

祝儀袋のように折らずにお札を入れられる

かわいいお年玉袋を探してみてもいいですね。

 

 

また、入れる金額も

偶数より奇数の方が適しています。

4がつく金額も、縁起が悪いためNGです。

 

マナーとして覚えておきましょう。

 

 

お札三つ折りの折り方!入れ方や向きはどうする?

 

三つ折りにするのって難しいですよね?

目分量で折ると失敗するし、

失敗したからって折り直すと

折じわが何本も入ってカッコ悪いし…。

 

きれいに三つ折りにするには

ポイントがあります。

 

券種別に

折るときのポイントをまとめていますので

参考にして下さい。

 

また、ポチ袋にお札を三つ折りにして入れるときの

入れ方や向きについてもまとめていますので

確認してみてくださいね。

 

きれいな三つ折りになる折り方!【千円札】野口英世

 

千円札では、野口英世の輪郭を目安に折ると

きれいな三つ折りにすることができます。

 

1,肖像の輪郭(赤線のあたり)を目安に

  左側を折ります。

 

 

2,右側を、左端に合わせて折って完成!

 

これできれいな三つ折りになります。

 

 

きれいな三つ折りになる折り方!【五千円札】樋口一葉

 

五千円札は、樋口一葉の肖像の下に書いてある

名前を目印に折ります。

 

1、樋口一葉の「一」の左端にお札の左側を合わせて折る

 

 

2,右側を左端に合わせて折って完成!

 

 

きれいな三つ折りになる折り方!【一万円札】福沢諭吉

 

一万円札の場合は、いい目印がないため

初めに右側の折り目を付けて折っていきます

 

1,下のマークの中心(赤線部)に右端を合わせて折り、折り目を付ける

 

 

2,一度開いて、左端を右の折り目に合わせて折る

 

3,右側を折り目通りにもう一度折って完成!

 

 

複数枚のお札を入れるときの折り方は?

 

複数枚のお札を三つ折りにするときは

1枚ずつ折るのではなく、

複数枚重ねた状態で折ります。

 

多少厚みが出ますが、それで大丈夫。

 

ポチ袋に入れるときも

複数枚重ねて折った状態で

入れてくださいね。

 

 

ポチ袋に入れるときの入れ方・向きは?

 

まず、三つ折りにするとき、

肖像画が内側に隠れるように折りましょう。

 

上項で説明した折り方をすれば、

肖像画は内側になりますよ。

 

そして、三つ折りにしたお札を

ポチ袋に入れるときは、

肖像が逆さまにならないように入れます。

 

また、最後に折った面(開いた状態の右側)が

封筒の表側にくるように

入れるのがマナーです。

 

受け取った相手にとって、

 

見た目がきれい

金額がすぐわかる

お札が開きやすい

 

この3つを意識した入れ方です。

 

 

まとめ

 

ポチ袋にお札を入れるときは三つ折りにします。

 

折りやすい四つ折りは、

4という数字が縁起が悪いためNGです。

 

三つ折りは

きれいに折るのが難しいと思われがちですが、

ポイントを押さえればきれいに折れますよ。

 

せっかく新札を用意したのですから、

ポイントを押さえて

ビシッとかっこよく三つ折りにして

贈ってくださいね。

 

 

 

 

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