ジップロックは再利用できる?使い回しは危険って本当?

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簡単に密閉保存が出来て、

食材を長持ちさせることができる便利なジップロック。

 

一度で捨てるのはもったいないけど、

使い捨てにするか

使い回していいのか

悩みますよね。

 

本記事では

「ジップロックを再利用する際のポイント」や

「ジップロックの再利用方法」について

紹介していきます。

 

 

 ジップロックは使い捨て?再利用?再利用は危険って本当?

あなたは袋型のジップロックを

使い捨てにしていますか?

使い回ししていますか?

 

少し古いですが、

こんなアンケートがありました。

 

「保存袋の再使用」について、賛成か反対かのアンケートを実施したところ、「賛成」が60.1%、「反対」が39.9%だった(アンケート実施期間2017年8月10~23日)。

引用:livedoorNEWSより

 

こちらのニュース記事によると、

女性セブンの読者による

「セブンズクラブ」の会員を対象にしたアンケートで、

 

ジップロックなどの再使用に

60%超の方が賛成という結果が出ています。

 

 

では、ジップロックの発売元

旭化成ホームプロダクツは

どのように考えているのでしょうか?

 

Q.袋は何回くらい使えますか。
 

A.食品を入れる場合は衛生上使い捨てをお勧めしています。

 

引用:旭化成ホームプロダクツホームページより

 

旭化成では食品を入れる場合は

衛生上使い捨てをおすすめしているんですね。

 

 

そのため、ジップロックを再利用して

繰り返し使うのは便利ですが

使いまわしは自己責任ということになります。

 

再利用する人は

菌が繁殖して食中毒になる危険性があるということを

知っておいてくださいね。

 

袋型のジップロックの再利用!どう使えばいい?

 

ジップロックを再利用する際に

気を付けないといけないのは衛生面。

 

衛生面に配慮しながら再利用する際の

ポイントと併せてお伝えしていきます。

 

ジップロックに入れる食材はラップに包む

食材を入れる際に、

ラップに包んでから入れることで

内部に汚れがつきにくく

ジップロックの劣化を防ぐことができます。

 

ラップをかけるひと手間によって

食品の持ちも良くなるため、おすすめですよ。

 

 

肉、魚を直接入れたジップロックは使い捨て!

お肉や魚を保存する際にも

とっても役立つジップロックですが

基本的に生肉・生の魚を直接入れて使った場合には

使い捨てにすることをおすすめします。

 

その理由はお肉の油や、

魚の生臭い臭いが取れなくなることが多く、

衛生面でも心配が残るためです。

 

こちらの記事によると、

直接お肉を入れて保存したジッパー付ポリ袋は

食器用洗剤で洗っても、

食中毒の原因となる

「サルモネラ」が検出されたそうです。

 

直接お肉やお魚を入れたジップロックの再利用は

冷凍・冷凍のどちらの場合も控えましょう。

 

また、低温調理で使った場合も同様に

1度きりの使用にとどめておくのが良さそうです。

 

 

野菜を直接入れたジップロックは「冷凍なら使い回す」という声も

カット野菜などを直接入れて冷凍した場合なら

繰り返し使うという方もいらっしゃるようです。

 

冷蔵保存に比べて冷凍の場合は、

食中毒の原因となる細菌の繁殖リスクが低いためだと思います。

 

 

ジップロック使い回し派必見!洗い方&乾かし方

 

ジップロックを洗う際に一番オーソドックスな方法が

食器用洗剤を使って洗う方法です。

 

ジップロックに水と食器用洗剤を入れて

良く振り洗いをし、すすぎます。

必要に応じてさらにスポンジ洗いをすることで

より綺麗に汚れを落とすことができます。

 

※袋のスミは洗い残しが多いため

念入りに洗うことをおすすめしますが、

ジップロックにキズが入るほど

強くこすらないようにしましょう。

 

洗うことと同様に大切なのが

裏返してしっかり乾かすということ。

 

水分が残ってしまうと、そこから細菌の繁殖や

カビの原因になってしまうことがあります。

 

仕上げに食品用除菌スプレーを使うことで

より安心して使用することができますよ。

 

 

使い捨てはもったいない!ジップロックの再利用こんな方法もあります

 

食品保存以外でジップロックを

再利用する方法がいくつかありますので

紹介していきます。

 

再利用には抵抗があるけど、

使い捨てはもったいない!と思ったら

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

そのままその日の生ごみ入れとして使う

おすすめなのが、生ごみをジップロックで

密閉してそのまま捨てる方法です。

 

生ごみを捨てる際の臭いって気になりますよね。

 

この方法なら生ごみの嫌な臭いや

汁漏れも防ぐことができますよ。

 

 

洗ってオムツを捨てる袋として再利用

また、子育て中の方におすすめなのが

オムツを捨てる際のごみ袋として

再利用する方法です。

 

オムツ専用のごみ袋は意外と値段も高いですよね。

使用済ジップロックをごみ袋として活用することで、

わずかではありますが

オムツ専用のごみ袋を節約できちゃいます。

 

 

使用済ジップロックをたくさん集めて傘にリサイクル

ジップロックリサイクルプログラムという試みで

役目を終えたジップロックを回収して

傘にリサイクルされています!

 

このプログラムで回収されたジップロックは

ビームスが傘のデザインを監修し、

「アイカサ」というレンタル傘サービスで使われる傘などに

生まれ変わっています。

 

この傘を購入したい!という声もありますが、

残念ながら現在はレンタル専用です。

 

 

 

過去には

ジップロック✕ビームスのコラボで

一般販売されていたので、

ジップロックの傘を持っている方は

そのとき購入されたのですね。

 

レンタル用の傘とは若干デザインが違います。

 

 

 

 

とても環境にやさしい活動なのですが

ジップロック製品を2㎏以上集める必要があり、

個人で送るのはちょっと大変そうですね。

 

使用済みジップロック回収元のテラサイクルは

職場や学校でみんなで集めて送ってもらうのを

想定しているようです。

 

ジップロック回収について

詳しくはテラサイクルのホームページをご確認ください。

 

 

食材以外を入れるなら再利用しやすい!

 

ジップロックが活躍するシーンは

食材の保存だけではありません。

 

ジップロックは丈夫で壊れにくいため

いろいろなモノを入れて

収納することもできます。

 

具体的におすすめのシーンをご紹介します。

 

 

保育園幼稚園の「お着替えセット」入れに最適!

保育園や幼稚園へ登園する際のリュック。

持ちたせるものや荷物が多いため

意外とかさばったりしますよね。

 

そんな時におすすめなのが

ジップロックを使ってまとめる方法です。

 

着替えやタオルといったものは

ジップロックに入れて空気を抜くことで

荷物のかさが減り、見やすく整頓できます。

 

また、そのまま保育園で汚れた服を入れる

「汚れもの袋」としても活用できます。

 

衣服などを小さく収納できるため

旅行にも非常におすすめです。

 

 

ざっくり収納にも使えます

こまごましたものを分ける際にも

ジップロックが使えます!

 

特に細かい収納・きっちりした収納が

苦手な人におすすめです。

 

引き出しの中で

付箋などたまにしか使わない文房具や

電子機器のケーブルなど

いろいろなものがぐちゃぐちゃになっていませんか?

 

シリーズ分けしてジップロックへ収納するだけで

引き出しの中がかなりすっきりします。

 

他にもごちゃごちゃしがちな

目薬や塗り薬などもジップロックに入れて

分類しておくだけで

探すときにかなりラクになりますよ。

 

 

つけ置き洗いも簡単に

洗濯の際のつけ置き洗いにも

ジップロックは非常に役立ちます。

 

方法はジップロックに洗濯ものと洗剤、少量の水を入れて

もみこんでつけ置くというもの。

 

あとは洗い流すだけなので非常に簡単ですよ。

 

旅行や出張の際などにもジップロックひとつあれば

もみ込み洗いで洗濯ができるので手軽に使用できて便利ですね。

 

 

まとめ

 

今回はジップロックの再利用方法や

使用時のポイントについてお伝えしました。

 

また、しっかりと洗い食器用消毒スプレーを使うことで

より安全に使うことができますよ。

 

また、食材以外にも収納や、ごみ袋として使ったり

非常に多様な使い方ができるジップロック。

 

今回の記事を参考にぜひ使ってみてくださいね。

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