「小学生以下」に小学生は入る?「小学生未満」は?

小学校

 

映画館や、テーマパークの入場料、

電車やバスの料金表に書いてある「小学生以下」。

 

「以下」という表記はよく見かけますが、

何歳から何歳まで」のことを指すか知っていますか?

 

小学生以下に、小学生は含まれる?

 

「未満」という表記もよく見るけど、

「以下」とは何が違う?

 

実は「以下」と「未満」では、

含まれる年齢が大きく変わってきます。

 

この2つ以外にも、さまざまな表記がありますので、

詳しく解説していきます。

 

年齢制限や身長制限などでよく見かける表記です。

お出かけの際の参考にしてください。

 

 

小学生以下、中学生以下とは?

 

「小学生以下 無料」

「小学生以下 半額」

「小学生以下 〇〇円」

 

テーマパークや飲食店などでよく見かける

小学生以下」の表記。

 

中学生以下」という表記もありますね。

 

この表現で悩むのは、

小学生以下に小学生は含まれるのか?」ではないでしょうか。

 

「小学生以下」という言葉は、

小学生も入るのか入らないのか

「何歳から何歳まで」を意味するのか

見ていきましょう。

 

 

小学生以下の意味は?小学生も入る?

 

 

小学生以下とは、

0歳(新生児)から小学6年生(12歳)までをさします。

 

つまり、「小学生以下」には小学生も含まれます

「中学生以下」なら、中学生も入りますね。

 

「〇〇以下」という表現は

〇〇を含んだ下の方をさします。

 

 

「以下」の具体例

 

 

以下という表記は、

さまざまなところで見かけますね。

 

20歳以下の方に限ります(0~20歳)

2000円以下の場合送料がかかります(0~2000円)

120cm以下の方は使用できません(0~120cm)

 

「〇〇以下」は〇〇を含む範囲を表しています。

 

 

「小学生以下」を英語で言うと?

 

「小学生以下」を英語でいうと、

以下のように表現できます。

 

free for elementary school students and younger.

参照:context.reverso.net

 

この例文を直訳すると、

「小学生とそれより若い人には無料」です。

つまり、「小学生以下は無料」という意味になります。

 

「小学生以下」の表現方法は1つではありません。

 

elementary school age or younger(小学生かそれより若い人)

 

などの表現もあります。

1つの例として参考にしてくださいね。

 

 

小学生未満、中学生未満は?

 

「以下」に似た言葉で、「未満」があります。

未満は「何歳から何歳まで」を意味しているのでしょうか。

 

また、以下とはどのような違いがあるのでしょうか。

 

 

小学生未満の意味は?小学生は入る?

 

 

小学生未満とは、

0歳(新生児)から6歳(未就学児)をさします。

 

つまり、

小学生未満」に小学生は含まれません

 

中学生未満であれば、

0歳(新生児)から小学6年生までになり、

中学生は含まれないのです。

 

「〇〇未満」は

「〇〇」を含まない下の方を指します。

 

 

「未満」の具体例

 

「未満」には、さまざまな使い方があります。

 

20歳未満の方は保護者の同意が必要です(0~19歳)

2000円未満の場合送料がかかります(0~1999円)

120㎝未満の方は使用できません(0~119cm)

 

以下」は「それを含んだ下の方」を意味するのに対し、

未満」は「それに満たない」という意味です。

 

表記されている数字に満たない状態をさすので、

以下とは違う意味になるのです。

 

 

「小学生未満」を英語で言うと?

 

「小学生未満」を英語でいうと、

以下のように表現できます。

 

younger than elementary school children

参照:context.reverso.net

 

直訳すると

「小学生の子どもよりも若い人」なので

「小学生未満」となります。

 

こちらも、表現方法は1つではありません。

 

preschool children(就学前の子ども)

children under the age of elementary school(小学生未満の子ども)

などの表現もあります。

 

1つの例として参考にしてくださいね。

 

 

映画で見かける「R15」などの年齢制限は「未満」

 

 

映画を見るときに、

年齢制限がついていることがあります。

 

さまざまな表記がありますが、

その中でも「R15」というのを

よく目にするかと思います。

 

これは、「15歳未満の観賞禁止」という意味です。

「0~14歳は観れません」ということですね。

 

「15」は年齢、「R」は未満を表しています。

「R18」の場合は

「18歳未満の観賞禁止」という意味になります。

 

 

切符や入場料金で見かける「小人」は何歳?読み方は?

 

「以下」や「未満」について紹介してきましたが、

この他にも「小人」という表記があります。

 

この言葉の読み方を、ご存じですか?

 

切符や入場料などでよく目にする表記ですが、

これは何歳を意味しているのでしょうか。

 

 

「小人」は「しょうにん」と読みます!小学生以下!

 

 

小人」は「こびと」ではなく

しょうにん」と読みます。

 

しょう‐にん〔セウ‐〕【小人】
子供。入場料・運賃などで小学生以下のものをいう。

参照:デジタル大辞泉

 

意味は「小学生以下」です。

0歳~12歳の子どもということになります。

 

「小人」は

主に入場料や運賃で使用される

特殊な表記になります。

 

具体的な年齢が書かれていないので、

覚えておくと

いざというとき悩まずに済みますよ。

 

 

「大人」「中人」の読み方は?

 

「小人」の他にも、

大人」や「中人」という表記もあります。

 

それぞれの読み方や意味は、以下の通りです。

 

だい‐にん【大人】
1 おとな。→中人(ちゅうにん) →小人(しょうにん)

参照:デジタル大辞泉

 

ちゅう‐にん【中人】
大人(だいにん)と小人(しょうにん)との中間の者。小・中学生などをいう。入場券の料金区分などに用いる。→大人 →小人

参照:デジタル大辞泉

 

大人」は「だいにん」と読みます。

大人(おとな)を意味します

 

中人」は「ちゅうにん」です。

小学生や中学生を意味します

 

中人はほとんど見ることがありませんが、

中人が示す範囲はあいまいなので、

わからない場合は係りの方に確認してくださいね。

 

これらも入場料や運賃で用いられます。

覚えておきましょう。

 

 

まとめ

 

「以下」や「未満」は

それぞれ含まれるものが変わってきます。

 

年齢や身長制限など、主に外出先で

目にすることが多いでしょう。

 

他にも、小人や大人、中人といった

少し変わった表記もあります。

 

主に入場料や運賃の表記で用いられ、

具体的な年齢の表記が無いのが特徴です。

 

それぞれの意味をしっかり覚えておきましょう。

コメント