電子レンジで作った白湯では効果がない?!白湯の効能とは?

白湯の入った湯呑みとポット 暮らし
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みなさんは、温かい飲み物といえば

何を思い出しますか?

 

緑茶?コーヒー?それとも紅茶?

 

しかし、緑茶やコーヒーなどには

基本的にカフェインが含まれており、

健康面で気になる方もいますよね。

 

そんなときにオススメしたいのが、

白湯(さゆ)です。

 

白湯といえば、粉ミルクを作るときや、

薬を飲むときの飲み物という

イメージがあるかもしれません。

 

しかし、白湯は美容や健康に

嬉しい効果が期待できる飲み物なんですよ。

 

今回は、そんな白湯の効能や

作り方について解説します。

 

白湯ダイエットのやり方も説明しますので、

ぜひご一読くださいね。

 

この記事はこんな方におすすめ!

・白湯の効能について知りたい
・白湯の作り方がわからない
・白湯ダイエットのやり方を知りたい

 

白湯の効能とは?

 

白湯(さゆ)とは、ただ水を沸かし、

適温まで冷ましたお湯のことです。

 

何も混ざっておらず、無味無臭。

 

では、白湯を飲むメリットは何でしょうか?

 

最近では、花粉症にも

効果が期待されているという白湯。

 

そんな白湯の効能について、

具体的に解説しますね。

 

 

①内臓を温めて基礎代謝アップ

湯気の出ている白湯グラス

 

白湯を飲むことで、

胃腸などの内臓を温めることができます。

 

それにともない、

基礎代謝が高まる=脂肪燃焼の効果が上がり、

痩せやすい体質を維持できるのです。

 

また、基礎体温も上がるので、

免疫力もアップ

 

ダイエットや健康維持に

とても適している飲み物といえますね。

 

 

②血流が良くなり、冷え対策

白湯の入ったグラス

 

「冷え」は寒い冬だけではなく、

夏でも悩みを抱えている人が

増えてきています。

 

冷えの原因はさまざまですが、

夏はエアコンに長時間あたりすぎたり、

冷たいものをとりすぎたりと、

体や胃腸を冷やしてしまいがち。

 

また、自律神経の乱れからくる

胃腸の冷えなども考えられます。

 

体を中から温めてくれる白湯なら、

そんな胃腸の冷えも改善が期待できますよ!

 

全身の血液循環も良くなり、

内臓の働きが活性化されるといわれています。

 

 

③デトックス効果&便秘改善

白湯の入った湯呑み

 

冷たい水と比べて、

白湯は体への吸収も良いと言われています。

 

白湯を飲むことで、

血流やリンパの流れも良くなり、

体内の老廃物を排出してくれるのですね。

 

それにより、便秘改善や

肌の調子も良好になると考えられています。

 

また、胃腸の動きも活性化し、

消化作用が促進される効果も。

 

むくみ解消も期待できるので、

美容が気になる方にも嬉しい飲み物ですね。

 

 

電子レンジで作った白湯じゃ意味がない?

 

ところで、白湯の作り方といえば、

やかんで火にかけるイメージを

持っていませんか?

 

電子レンジでチンしたお湯では

意味がないのでしょうか?

 

正しい白湯の作り方とは……?

 

ここでは、

白湯の作り方について解説しますね。

 

 

アーユルヴェーダの考え方では火で沸かした白湯が正解

お湯を沸騰させている鍋

 

白湯とは、本来インドの伝統医学

「アーユルヴェーダ」に基づいた飲み物です。

 

人間の生理機能のバランスを整え、

健康促進を図るという考え方です。

 

アーユルヴェーダでは

「火(ピッタ)」

「水(カパ)」

「風(ヴァータ)」

の3種類のエネルギーが

人の体を構成しているとされています。

 

白湯は「水を火で沸かし沸騰させて、

気泡(風)が生まれる」という

3種類が調和した飲み物なのですね。

 

その観点から、電子レンジでは

「火」が欠けているため、

アーユルヴェーダの考え方においては

「意味がない」ということに

なってしまうわけです。

 

IHクッキングヒーターなども

「火」ではなく電気のため、

アーユルヴェーダ的には

解釈が違うということに……。

 

しかし「白湯を飲む」という行為は、

西洋医学でも健康に良いと

認められているものです。

 

「火」がないから……と

実践しないでおくには

もったいないと思いませんか?

 

 

ミネラルウォーターならレンジでお白湯を作ってOK

 

アーユルヴェーダにこだわりがなければ、

レンジで温めて白湯を作ってOKです。

 

もちろん、白湯の効果は十分得られますよ!

 

忙しい朝などに手軽に作れるのは

嬉しいですよね。

 

ただし、レンジや電子ケトルを使用する場合は

「ミネラルウォーター」を使用してください。

 

水道水には塩素などが含まれているため、

それらを除去するためには

レンジなどの沸騰では不十分です。

 

また、ミネラルウォーターを

レンジで温めても、

ミネラル成分が壊れることはないので、

安心して白湯を作ってみてくださいね。

 

 

レンジでの白湯の作り方!500W・600W・700Wの場合

電子レンジ

 

では、レンジで白湯を作ってみましょう。

 

ミネラルウォーターを

コップなどの容器に入れ、

レンジで50°C前後に温めます。

 

必ずレンジ対応の容器を

使用してくださいね。

 

ラップを使う必要はありません。

 

温める時間は、

レンジのワット数で異なりますが、

以下の時間を目安にしてみてください。

 

150~200mlのお水に対して、
500W:2分
600W:1分30秒
700W:1分

 

冷蔵庫でよく冷えたミネラルウォーターで作る場合は

様子を見ながら少し長めにレンチンしてくださいね。

 

また、容器を取り出す際は

くれぐれもやけどに注意してください。

 

温めすぎると突沸を起こす可能性もあります。

温め時間は少しずつ長くして調整してみてください。

 

 

水道水ならレンジではなく、やかんで沸かしてお白湯を作る

やかんの湯気

 

もちろん水道水でも白湯は作れます!

 

しかし、水道水を使用する場合、

水に含まれる塩素(カルキ)などの

不純物を取り除き殺菌しなくてはいけません。

 

レンジに比べて、

多少時間と手間がかかりますが、

ミネラルウォーターを

使用しなくても良いので、

経済的にも嬉しいですね。

 

多めに作って水筒やポットに入れて

保管できるのもメリットのひとつ。

 

ガスの火で作るなら、

アーユルヴェーダの考え方も

取り入れられますね。

 

次項では、

やかんでの白湯の作り方を説明します。

 

 

やかんで沸かす正しい白湯の作り方

鉄瓶

 

やかんを使って

白湯を作る場合の手順は以下の通りです。

 

① 水を入れたやかんを火にかける
② 沸騰したら弱火にする
③ フタを取り、10〜15分間煮沸し続け不純物を飛ばす
④ 数分待って飲める温度になったら完成

 

飲む熱さは50°Cほどが良いとされています。

 

沸騰させるので、

お湯が噴きこぼれない程度の量で

作ってくださいね。

 

また、沸騰してから10~15分火にかけ続けるので、

蒸発して水分が減ります。

あまり少ない水量ですると

水がすべて蒸発してしまい、空焚きになりますので

注意しましょう。

 

できあがってすぐの白湯は

非常に熱い状態なので、

くれぐれもやけどに注意です!

 

また、塩素が抜けた水道水は、

雑菌が繁殖しやすくなっています。

 

作った白湯を

水筒やポットなどで保存する場合、

その日のうちに使い切ってくださいね。

 

余った分は処分するようにしましょう。

 

 

白湯ダイエットのやり方は?

 

白湯ダイエットって知っていますか?

深田恭子さんも白湯を取り入れて痩せた

ということで、ご存じの方もいるかもしれませんね。

 

https://twitter.com/zubojyo/status/1233140561822941185

 

白湯が電子レンジで簡単に作れるなら

白湯ダイエットも取り組みやすいですよね。

 

ここからは、

その白湯を使ったダイエットの方法を

ご紹介します。

 

白湯ダイエットで1日に飲む量は?飲めば飲むほどいい?

 

最初に1日に飲む量です。

 

これは1日800mlほどを目安に

飲むようにしましょう。

 

いくら白湯が美容やダイエットに

良いからと言っても

飲み過ぎは良くありません。

 

誤ったダイエット法では、

効果を実感できないだけでなく、

健康を害してしまう可能性もあります。

 

一気に飲むと胃液の消化の

妨げになってしまうので

ゆっくり飲むことを心がけてくださいね。

 

また、白湯ダイエットにおいては、

「体を温める」ことが重要なポイント。

 

白湯を冷ましすぎると

効果が半減してしまうので、

50°Cほどを目安に飲むようにしましょう。

 

 

白湯を飲むタイミングは?効果的なのはいつ?

 

白湯を飲むタイミングについては

「朝起きてすぐ」がベスト。

 

内臓の温度を上げることで、

その後の食事の消化も良くなります。

 

また「寝る少し前」に飲むのも良いですね。

 

体を温めてくれるので、

スムーズに睡眠につくことができますよ。

 

 

他には、「入浴前」に飲むと

発汗作用が促され

デトックス効果も期待できるので

オススメです!

 

食事中や食後に飲みすぎると、

胃液が薄まり、

消化不良を起こす可能性もあるので

気をつけましょう。

 

 

白湯ダイエットの効果はいつから?痩せる?痩せない?

 

白湯の主な効能は最初の項で述べた通りで、

 

①内臓を温めて基礎代謝アップ

②血流が良くなり、冷え対策

③デトックス効果&便秘改善効果

 

です。

 

つまり、脂肪が燃えやすくて

老廃物がたまりにくい体に

「体質改善」するのに白湯は有効ということですね。

 

体質改善なので、

効果が出るまでに1ヶ月はかかると

思っていた方がいいでしょう。

 

便秘改善が一番効果がわかりやすく、

早い方で1~2週間で効果を実感しています。

 

ただ、白湯ダイエットは

白湯さえ飲めば何を食べても痩せる!

運動しなくていい!

というものでもありません。

 

白湯ダイエットをする際は、

栄養バランスの整った食事や

ストレッチや筋トレなども取り入れましょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

体の内部からキレイになれる白湯。

 

体に良いのはもちろん、

お財布にもあまり負担がかからないのが

嬉しいですね。

 

飽きが来たら、

レモンやはちみつなどを加えて、

アレンジして飲むのもオススメですよ!

 

たかが水、されど水

 

白湯を飲んで、

体の内部から美しく健康的に

毎日を過ごしましょう!

 

 

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