あずきバーが固い!柔らかくする方法とは?

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昔ながらのあずきバーといえば

あずきの豊かな風味と一緒に

どこか懐かしい味がする美味しいアイスですよね。

 

夏になると、

筆者の冷凍庫にも必ず入っています。

 

 

そんな美味しいあずきバーですが、

「硬すぎて、噛めない・・・」

そんな経験はありませんか?

 

アイス界で屈指の硬さを誇るあずきバー。

どうしてあんなに硬いのでしょうか。

 

今回は、あずきバーの硬さの

秘密について調べてみました。

 

本記事をお読みいただくことで

あずきバーの特徴や柔らかくする方法について

知ることができますので、ぜひご一読ください。

 

 

あずきバーが硬いのはなぜ?

井村屋あずきバーの歴史!昔より硬くなっている?!

 

井村屋の創業は1896年に遡ります。

 

井村和蔵によって菓子屋「井村屋」が開業。

あずき製品を筆頭に、さまざまな菓子製品を

世に送り出してきました。

 

そして、本題であるあずきバーは

1972年に発売されました。

 

長年培ってきたあんこのノウハウと

創業から続くチャレンジ精神のモットーで、

あずきバーが完成しました。

 

実はあずきバーは、発売当初よりも

硬くなっているそうです。

 

その理由は時代が変わって

昔ほど甘さが求められなくなったから。

 

消費者のニーズに沿って

甘さを控えめに調整するようになったとのこと。

 

糖分を減らし、甘さ調節のために

水分量を増やした結果、

氷部分の比率が上がったため

硬くなったというわけですね。

 

この辺のお話は下記サイトで

マンガでまとめられています。

「あずきバー」が硬すぎて井村屋に乗り込んだ話

 

あずきバーが硬い!理由は3つ

 

あずきバーが硬い理由は以下の3つです。

 

①アイスを柔らかくしたり、

まろやかにするための乳化剤や安定剤といった

添加物を使用していない

②乳固形分が入っていない

③空気の含有量が少ない

 

 

あずきバーが固い理由は

井村屋のこだわりにあります。

 

添加物を使っていない理由は

あずき本来の味を活かすためです。

 

また、アイスに乳製品を使ったり

空気の包有量が多いと

ふわっとした仕上がりになり

柔らかい触感のアイスができるのですが

 

井村屋のあずきバーは

乳製品を使っておらず

空気もほとんど含まれていません。

 

あずきバーは硬いですが

硬いからこそ、素材の味を楽しめる

味わいになっているということですね。

 

 

あずきバーの硬さはどれくらい?釘が打てる?!

「あずきバーで釘が打てる」は本当!

 

あずきバーで釘が打つという

衝撃の実験を行った動画がこちらになります。

 

 

いかがでしょうか?

釘を打った跡はさすがに残ってしまいますが

しっかりと板に釘が埋まっているのがわかります。

 

釘が打てるほど硬いあずきバー。

驚異の硬さですね。

 

「あずきバーの硬度はサファイア超え」は微妙にウソ!

 

あずきバーの硬度について、

測定した動画が過去に話題になったことがあります。

 

 

 

動画では、ロックウェル硬度計を

使った測定を行っています。

 

こちらの測定結果では、

数値に波があるものの

一瞬サファイアのロックウェル硬度を

超えたことがわかります。

 

しかし、

実験結果としては「測定不能」なので

厳密に言えば結果として

サファイアの硬度を超えてはいません。

 

一瞬サファイアの硬度を超えたため

「あずきバーの硬さはサファイア超え」

という情報がネット上で広がったのですが、

実際には「測定不能」なので

サファイアよりも硬いことは

証明されていないのです。

 

なので、

「あずきバーの硬さはサファイア超え」は

微妙にウソということになります。

 

ただ、正確でないとしてもあずきバーは

相当硬いということがわかりますね。

 

 

製造元の井村屋さんも認める硬さ!「やわらかあずきバー」があるって本当?!

井村屋のあずきバーが硬いのは

井村屋さんも認めていますね。

 

Twitterでも

注意喚起したり、ネタにしたり笑

https://twitter.com/IMURAYA_DM/status/1305496983440744448

 

井村屋ホームページの商品ページにも

「固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください」

と注意書きしてあるくらいです。

 

 

そんなかったいあずきバーですが、

かつて「やわらかあずきバー」という商品が

発売されていたのをご存じですか?

 

公式ツイッターでも明らかにされていますが、

やわらかあずきバーは三度に渡って発売されるも

すべて廃盤となったそうです。

 

 

あずきバーのあの硬さが消費者に

求められているということかもしれませんね。

 

あずきバーがカチカチに凍ってる!柔らかくする方法は2つ

 

とはいえ、あずきバーが硬すぎて

食べられないのは困りますよね。

 

ここでは、あずきバーを柔らかくするための

おすすめの方法を2つご紹介します。

 

①常温に置いておく

 

一番お手軽な方法としては

冷凍庫から出してすぐ食べるのではなく

しばらく常温で置いておくという方法になります。

 

こちらの方法であれば

お好みの硬さのあずきバーを

食べることができます。

 

また、「マツコの知らない世界」で

紹介されたあずきバーの食べ頃は

冷蔵室で60分」です。

 

60分待てる!という方は

是非チャレンジしてみてくださいね。

 

②レンジ200Wで5秒チン!

 

すぐに食べたい!

といった場合におすすめなのが

電子レンジでほんの少しだけ

温める方法です。

 

200Wで5秒だけレンジで温めると

あずきバーが少し、柔らかくなります。

 

加熱しすぎると、当然溶けてしまいますので

様子を見ながら温めてみてくださいね。

 

 

溶かしすぎた!ときは思い切ってぜんざいにしてもおいしい

 

あずきバーを溶かしすぎた!

という場合は、ぜんざいにしても

美味しく食べられます。

 

井村屋公式HPでも

あずきバーぜんざいのレシピが載っていますよ。

 

マグカップにあずきバーを入れて

レンジでチンするだけという

超簡単レシピ。

 

あずきバーって

本当にぜんざいを凍らせて作っているんだなと

実感できます笑

 

詳しくはコチラ↓

あずきバーぜんざい | レシピ | 井村屋株式会社 (imuraya.co.jp)

 

 

あずきバーを毎日食べたら体に悪い?

 

美味しくて

栄養価の高いあずきを使ったあずきバー。

 

毎日食べたいほど美味しいですが

体には良くないのでしょうか。

 

井村屋あずきバーのカロリー&原材料は?

 

あずきバーの原材料とカロリーは以下のとおりです。

 

■原材料

砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、コーンスターチ、食塩

 

■カロリー

・110kcal(BOXタイプ/1本65ml)

 

 

あずきバーはアイスの中でも

比較的カロリーが低いので、

「ダイエット中のご褒美おやつに」

とされる方も多いようです。

 

https://twitter.com/yk_splaika/status/1401073573775638536

 

 

また、あずきバーは無添加で

かつ身近なスーパー等で購入できるので、

子どもにあげるアイスとしても人気です。

 

 

氷菓は砂糖をたくさん使用しているので食べすぎ注意

 

アイスには

砂糖がたくさん使用されているため

食べ過ぎはおすすめできません。

 

冷たいものは甘みを感じにくいので

どうしても砂糖の使用量が多くなるのです。

 

あずきバーの原材料を見てみると、

一番最初に表示されているのが砂糖です。

 

JAS法では、原材料を重量順に

表示する決まりになっていますので、

 

あずきバーには

あずきよりも砂糖の方が多く含まれている

ということになります。

 

あずきバーはアイスの中でも

比較的カロリーが低いので、

「ダイエット中のご褒美おやつに」

とされる方も多いですが、

糖質が高いので

食べ過ぎには注意しましょう。

 

子どもさんにあげる場合も

砂糖の摂りすぎはよくないので、

大人が量を加減してあげてください。

 

 

まとめ

 

今回は、あずきバーが硬い理由について

井村屋の歴史をまじえて解説しました。

 

井村屋のこだわりのつまったあずきバー。

あずき本来の味わいで、安心して食べることが

できるアイスです。

 

食べ過ぎには注意が必要ですが

適度に楽しむ分にはとても

おすすめのアイスバーですよ。

 

あずきバーは硬いアイスなので

歯を傷めないよう注意しながら

適量を守って楽しみましょう。

 

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