1日の摂取カロリー、食塩摂取量、砂糖摂取量まとめ

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ダイエットをしていて、

自分の摂取カロリー上限は何kcalだろう?

 

子どもが大きくなって、

離乳食のときは本に食塩摂取量とか載ってたけど、

5歳児は何g摂取していいのかわからない。

 

最近子どもの身長や体重が増えないけど

食べる量が足りていないの?

何kcal食べたらいいの?

 

 

栄養に関する疑問はたくさんあります。

実は厚生労働省が5年に1回

年齢ごとに摂取上限量や摂取目標量をまとめています。

 

この記事ではそれを元に

性別・年齢ごとに主な情報のみを抜粋してまとめました。

 

 

 

日本人の食事摂取基準(2020年版)

 

性別・年齢別の1日の摂取目標量

 

厚生労働省が5年に1回策定している

「日本人の食事摂取基準」というものがあるのを

知っていますか?

 

様々な栄養素の1日の摂取推奨量や摂取目標量が

まとめられており、

厚生労働省のホームページで閲覧できるのですが、

まーーー見にくいです。

 

そこで、1日に摂取する

エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維

の部分のみ抜粋してまとめました。

 

また、1食分の目安として、

1/3の数値もまとめました。

間食や飲み物の分は含まれませんので、

ご自身の食事習慣と合わせて、

目安として利用してください。

 

わかりやすくするために細かい注釈は省いています。

ご了承ください。

 

 

●0~11ヶ月までは目安量、1歳からは目標量をまとめています。
●筆者がデータなしまたは不明と判断した箇所は「-」で表示しています。
●エネルギーとたんぱく質は「身体活動レベル普通」の場合の数値です。
●脂質と炭水化物はエネルギー産生栄養素バランス(% エネルギー)から計算しています。このページの表では、エネルギーが「身体活動レベル普通」なので、これを元に計算する脂質と炭水化物も「身体活動レベル普通」の場合の数値になります。
●脂質は9kcal/g、炭水化物は4kcal/gとしてg数を算出しています。
●数値はキリよくしています。(大半は小数点以下で四捨五入しています)
●わかりやすくするために細かい注釈は省いています。
●出典:厚生労働省HP 日本人の食事摂取基準より
 

 

 

男性/身体活動レベル普通】

【1日の摂取目標量】

年齢 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 食物繊維(g)
0~5ヶ月 550 9.8
6~8ヶ月 650 12.5
9~11ヶ月 700 22.0
1~2歳 950 31~48 21~32 119~154
3~5歳 1300 42~65 29~43 163~211 8以上
6~7歳 1550 49~75 34~52 194~252 10以上
8~9歳 1850 60~93 41~62 231~301 11以上
10~11歳 2250 72~110 50~75 281~366 13以上
12~14歳 2600 85~130 58~87 325~423 17以上
15~17歳 2800 91~140 62~93 350~455 19以上
18~29歳 2650 86~133 59~88 331~431 21以上
30~49歳 2700 88~135 60~90 338~439 21以上
50~64歳 2600 91~130 58~87 325~423 21以上
65~74歳 2400 90~120 53~80 300~390 21以上
75歳以上 2100 79~105 47~70 263~341 20以上

 

 

男性/身体活動レベル普通】

【1日の摂取目標量の1/3】

年齢 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 食物繊維(g)
0~5ヶ月 183 3.3
6~8ヶ月 217 4.2
9~11ヶ月 233 7.3
1~2歳 317 10~16 7~11 40~51
3~5歳 433 14~22 10~14 54~70 2.7以上
6~7歳 517 16~25 11~17 65~84 3.4以上
8~9歳 617 20~31 14~21 77~100 3.7以上
10~11歳 750 24~37 17~25 94~122 4.4以上
12~14歳 867 28~43 19~29 108~141 5.7以上
15~17歳 933 30~47 21~31 117~152 6.4以上
18~29歳 883 29~44 20~29 110~144 7以上
30~49歳 900 29~45 20~30 113~146 7以上
50~64歳 867 30~43 19~29 108~141 7以上
65~74歳 800 30~40 18~27 100~130 7以上
75歳以上 700 26~35 16~23 88~114 6.7以上

 

 

 

女性/身体活動レベル普通】

【1日の摂取目標量】

年齢 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 食物繊維(g)
0~5ヶ月 500 9.8
6~8ヶ月 600 12.5
9~11ヶ月 650 22.0
1~2歳 900 29~45 20~30 113~146
3~5歳 1250 39~60 28~42 156~203 8以上
6~7歳 1450 46~70 32~48 181~236 10以上
8~9歳 1700 55~85 38~57 213~276 11以上
10~11歳 2100 68~105 47~70 263~341 14以上
12~14歳 2400 78~120 53~80 300~390 17以上
15~17歳 2300 75~115 51~77 288~374 18以上
18~29歳 2000 65~100 44~67 250~325 17以上
30~49歳 2050 67~103 46~68 256~333 18以上
50~64歳 1950 68~98 43~65 244~317 18以上
65~74歳 1850 69~93 41~62 231~301 18以上
75歳以上 1650 62~83 37~55 206~268 17以上
妊婦初期 +50
妊婦中期 +250
妊婦後期 +450
授乳婦 +350

※妊婦の付加量は目安になります。
妊娠中の体重増加量や胎児の発育状況により変わってくるので産婦人科医の指導に従って下さい。

 

 

女性/身体活動レベル普通】

【1日の摂取目標量の1/3】

年齢 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 食物繊維(g)
0~5ヶ月 167 3.3
6~8ヶ月 200 4.2
9~11ヶ月 217 7.3
1~2歳 300 9.7~15 6.7~10 38~49
3~5歳 417 13~20 9.3~14 52~68  
6~7歳 483 15~23 11~16 60~79  
8~9歳 567 18~28 13~19 71~92  
10~11歳 700 23~35 16~23 88~114  
12~14歳 800 26~40 18~27 100~130  
15~17歳 767 25~38 17~26 96~125  
18~29歳 667 22~33 15~22 83~108  
30~49歳 683 22~34 15~23 85~111  
50~64歳 650 23~33 14~22 81~106  
65~74歳 617 23~31 14~21 77~100  
75歳以上 550 21~28 12~18 69~89  
妊婦初期 +17
妊婦中期 +83
妊婦後期 +150
授乳婦 +117

※妊婦の付加量は目安になります。
妊娠中の体重増加量や胎児の発育状況により変わってくるので産婦人科医の指導に従って下さい。

 

 

食塩の1日の摂取量

匙に乗った塩

 

「日本人の食事摂取基準」では

ナトリウムの項目で、

食塩相当量の目標量がまとめられています。

 

 

【ナトリウムの目標量(食塩相当量:単位g/日)】

年齢 男性 女性
1~2歳 3.0 3.0
3~5歳 3.5 3.5
6~7歳 4.5 4.5
8~9歳 5.0 5.0
10~11歳 6.0 6.0
12~14歳 7.0 6.5
15~17歳 7.5 6.5
18~29歳 7.5 6.5
30~49歳 7.5 6.5
50~64歳 7.5 7.0
65~74歳 8.0 7.0
75歳以上 7.5 7.0

 

 

目標量となっていますが、

摂取上限量と考えていいと思います。

 

この目標量はざっっっくり言うと、

WHOの唱える「成人は5g未満/日」という目標と、

「実際に日本人が摂取している量」の

間をとった数値です。

 

多くの日本人が目標量を超える塩分を摂取しています。

 

食塩の摂取過多にならないよう、

食品の塩分量に気を付けましょう。

 

 

ついでに筆者の独断で

これは塩分高そうだなという食品の塩分を調べました。

 

外食は塩分が高くなる…と言いますが、

確かに塩分高めでした。

(マックのポテトの塩分の低さは意外でした)

 

食品名 食塩相当量
日清カップヌードル(1食78g当たり) 4.9g(めん・かやく2.4g/スープ2.5g)
カルビーかっぱえびせん(1袋85g当たり) 1.4g
マックフライポテトMサイズ(1食135g当たり) 0.8g
ほっともっとドラえもんランチ(ふりかけ) 2.2g
サイゼリヤミートソースボロニア風(通常サイズ) 2.9g

 

外食は働くパパママや一人暮らしの方の強い味方ですよね!

バランスを考えて

上手に使っていきましょう!

 

特に幼児さんは

油断するとすぐ目標量を超えてしまうので

気を付けてくださいね。

 

 

マクドナルドやファミレスのポテトは

お願いしたら塩抜きにしてもらえることも。

詳しくはコチラの記事をご参照ください↓

 

 

 

砂糖の1日の摂取量

 

砂糖の1日の摂取量については

厚生労働省でまとめた目標量や

摂取上限量などが見つかりませんでした。

 

参考として、

ネットで見つけた砂糖の摂取上限量の情報をまとめます。

 

 

世界保健機構(WHO)によると、大人1日あたりの砂糖摂取量は25gまでが望ましい

引用:自由が丘デンタルケア 2019.5.20更新のコラムより

↑このWHOが2015年に策定したガイドラインを元に、「砂糖摂取量を25gまでにする」とする資料が一番多いと感じます。

 

 

米国心臓協会(AHA)から「1日の添加砂糖は、小児が25g以下、2歳未満は一切控えるべき」という厳しい提言が発表された。

引用:DIAMONDonline 2016.9.22の記事より

 

 

厚生労働省の食事摂取基準2015年版に基づいて策定した『幼児の食品構成表』を参考にすると、砂糖の摂取目安量は大人が1日あたり10g程度が適量なのに対して、1歳~2歳児が5g、3歳~5歳では7g程度を目安にすると良いとされています

引用:いこーよ2019.4.11掲載記事より

↑こちらに出てくる「幼児の食品構成表」という資料は見つけられませんでした。

他の2つの情報は「摂取上限」ですが、こちらは「摂取目安」だから量が少ないのかな?

 

 

パパママさんは

3~4ヶ月健診や、1歳児歯科健診などで

飲み物に含まれる砂糖の量を見せられて、

ジュースや清涼飲料水は砂糖がものすごく多いので

飲ませすぎないように!

できれば飲まない方がいい!

と言われた経験があるのではないでしょうか?

 

※画像はさかい歯科クリニック様よりお借りしました。

 

 

ここに挙げられている飲み物は

ペットボトル1本で1日の摂取上限25gを超えてしまいます。

 

いろはすのもも味のように

ミネラルウォーターに味をつけたものは

「水だから大丈夫だろう」と油断したら危険です。

 

ジュースに比べたら砂糖の量は少ないですが、

それでも1本丸ごと飲めば、

1日の砂糖摂取量25gを超えてしまうのです。

 

砂糖の摂りすぎは虫歯にもつながりますので、

気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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